レギュレーション
本競技会はタミヤ「ミニ四駆公認競技会規則」に則り行います。
以下は、追加規制や補足項目を記載したものです。
競技車
1.競技車両
ミニ四駆REV、ミニ四駆PRO、レーサーミニ四駆、スーパーミニ四駆、フルカウルミニ四駆、エアロミニ四駆、マイティミニ四駆、ラジ四駆シリーズに限られます。競技やクラスによって、参加可能な車種やシリーズが限定される場合があります。
2.競技車の仕様
すべての競技車は四輪駆動で走らせてください。
後輪駆動や前輪駆動に改造しての参加は認められません。
競技車にはボディを外れないように取り付けること、またボディは必ずシールを貼るか塗装して下さい。
自作ボディは認められません。
すべての競技車は必ず車検を受けてください。
車検に合格しない競技車はタイムが記録として残りません。
片軸モーターを搭載するシャーシ全てに3.5:1の超速ギヤの使用を認められます。
競技車は選手が自分で組み立てたものに限ります。
3.競技車の車体寸法
競技車の車体寸法は次のように規定します。(全シャーシ共通)
・最大幅:105mm以下
・全高:70mm以下
・全長:165mm以下
・最低地上高:1mm以上
・全装備最低重量:90g以上(電池、モーターを含む)
・タイヤ寸法:前後輪ともに、 径:22~35mm 幅:8~26mm(タイヤは必ず取り付けてください)
・ローラーの装備:左右合計6個以内(2段ローラーは1個として数える。スタビライザーポール、マスダンパーはローラーの数に含まない。)
4.電池
走行動力用電源は単3形電池2本を市販状態で使用してください。
また電池ラベルが破れている電池は安全のため、使用を認められませんので注意してください。
走行後にテスターにて電圧の測定をする場合があります。
※使用可能電池の詳細は第1回大会案内に記載。
5.モーター
大会運営側にて支給されたアトミックチューン・トルクチューンPROのみ使用可能です。
参加選手同士でのモーター交換はできません。
(練習走行時は、支給モーターである必要はありません。)
以下のようなモーターへの処理を禁止します。
分解するなどの不正改造、高電圧処理、磁力変更、昇圧回路などの回路を使用、ケミカル剤の使用、空冷以外の外部からの温度変更(保温、冷却)。
必要に応じて、大会後に開封検査を行います。
支給モーターのブレークインについては、
定格1.5Vのマンガン・アルカリ電池を同時に2本まで使用を認められます。
(電池は一切の加熱行為を禁止します。)
ブレークインはダンガン・ミニ四駆のシャーシに純正ターミナルを使用して行うことができ、
それ以外の方法でのブレークインについては禁止します。
6.改造
・シャーシの加工は、穴あけや切断など原形に追加工作を施すものに限り認められます。自作シャーシの使用は認められません。
・追加部品はタミヤ製のミニ四駆、ラジ四駆、ダンガン用パーツのみ認められます。
・部品の加工は、穴あけや切断など原型に追加工作を施すものに限り認められます。
・ギヤの改造は、軽量化のための穴あけや削り加工とベアリングの内蔵のみ認められます。駆動用ギヤは定められた組合せで使用することが必要です。
・電池受金具はキット付属品、またはグレードアップパーツを説明書通りに使用すること。ハンダづけや金具の二枚重ね等の改造は認められません。
・コースや手などを傷つけるような形や、シャーシからグリスが飛散してコースを汚すおそれのある改造は認められません。
・タイヤの加工は、規定寸法以内での形状変更は認められますが、タイヤ表面の材質変更は認められません。
・ローラーの接触面を改造することを禁止します。
・使用するケミカル剤、接着剤、テープ、紙(説明書やタグなど)については制限を設けません。ただし、それらを使用して部品をゼロから作り上げる使用方法は認められません。
公認コースでの競技
・レースのスタートは、タイマーがリセットされていることを確認し、運営側によるスタート了承の後に選手により行なわれるものとします。合図の後、選手はスイッチを入れ、競技車を持ち、競技車を接地させてスタートさせます。 スタートは指定された場所のみから競技車を置いてスタートのみが認められます。押しスタートについては一切認められず、主催者側の判断により走行タイムが無効になる場合がありますのでご注意ください。 バトルレースの場合も押しスタートを禁止します。
・レース中に競技車がコースアウトおよび転倒した場合、競技車がコースフェンスを越え他のレーンに入ってしまった場合、 レース中に競技車のボディが外れた場合、明らかな故障と思われるスローダウンが発生した場合、その場でリタイヤとなります。
・順位はタイムによって決定します。以上によって決定できない場合には、主催者の決定によるものとします。
車体検査(車検)
競技車はレース前に、各参加者による事前車体検査が行なわれて条件を満たしている前提で競技を進行します。 運営者側による詳細車検は走行後に行い、規定に反する部分がある場合は走行タイムが無効になります。 2回目以降は、タイム更新した場合にのみ車検を受けることになります。
(車検失格の例:フロントバンパーが105.20mm、タイヤ径が35.10mm、モーターを支給モーター以外を使用しての競技)
オークション等での加工パーツの売買に関わっている方のエントリーはお断りいたします。
車検、競技等における最終的な判断は運営スタッフの審議により主催者が決定いたします。
本規則を予告無く変更する場合があります。その際には改訂版を掲載しますので、その内容をご確認下さいますようお願いします。
2013.07.27
- 最終更新:2013-07-27 23:12:47